部屋が片付くと人生がかわるかも。

最近部屋の掃除を始めている。

親には今までずーーーーーーっと片づけろって言われてきたけれど、キレイなのはなんか落ち着かないし、出したものをもとの場所に戻してから次の行動に移るのがめんどくさくて、ずーーーーーーっと汚い部屋で活動してきた。

一人暮らしになると、家具すら買わず、今自分の人生で初めて自発的に片づけようかなと思ったのである。

片付けはじめてみると、片づけないために自分がしてきた言い訳やいらないルールに気がつく。

たとえば、どうせ買うなら長く使える良いものでないと意味がないとか。高いもののほうがいいとか。そういったこと。

でももう開き直って、今この部屋が快適であればそれでいい。
捨てても諦めがつく値段でどうにかすると決めたら気持ちが楽になった。

ベルメゾンも高い。
アイリスオーヤマとYAMAZENさまさまである。

いままで完成した居住空間『実家』で育ってたから気づかなかったけど
家具とかも失敗するもんだ。

とにかく一回形にしてから納得するようにしていくほかない。

休みのたびにメジャーであちこち採寸し、少しずつ買い物したりしている。
休みのたびにできる量は思っていたよりはるかに少ない。
体力がなくあとは寝転がって本を読んでいる。

いままで、何につけても理想が高かった。

いきなりすごいレベルになれないと失敗だと思って挫折してきた。

どんどん自分が普通より努力を要する人間だということに追い詰められて、手っ取り早くすごいものを目指していれば褒められるほうに逃げてきた。

国立大学もそんな風に受験した。

馬鹿だった。
人の目なんか気にせず自分で自分をきちんと褒めてあげられるような努力をするべきだった。

今の仕事も、周りが大変だねって言ってくれることに甘えてるのかもしれない。

ちゃんと営業してないからこんな成績なのだから、それを周りがどんなになぐさめてくれても自分で考えないといけない。

頑張るとか辞めるとかどうするとか。自分で決めなくちゃ。