重い・チャラい

重い女でした。

今だって恋愛するぞと思って何十冊も指南書買うんですから。昔からやることが極端だと怒られてきました。
他の人と気合の入れ方が違って浮くことが多い人生でした。
クソ真面目。

クソ真面目が、遊んでみようと思っているんだからややこしいことにならないように気をつけなければなりません。
いい大人の女が、一瞬でヤリマンのビッチになっては笑えませんから。

海なし県出身の私が高校生だった頃
転勤族だった子に「埼玉県はマジで子供、横浜はもっとみんな大人だったよ」と言われたことがあります。

私はなんとなく、海が苦手です。

開放的すぎておっかない感じがします。
そんなおっかないところに男女が出かけ、最低限の布しか身につけず、皮膚を痛めつける真夏のジャンボリー…

みんなエルグランド。ココナッツの匂い。こわい。

そんなイメージを持っておりましたが、いまや就職して、生活の拠点も若干海に近づき海育ちの人たちと接触する機会が大変多くなりました。

あの女の子の言ってたことがわかるような気がします。

海なし県民からすると、
開放的、楽観的、好きなものは好きって言う、遊ぶのが好き、みたいな。

海なし県民どころか青春時代完全に銀杏BOYZと共にありたかった私としては…鬱屈としているところがこの世のすべてで一番本質に近づけるところであり、なるべくすみっこで気の合う仲間だけでこそこそしていたかったし、金はなくて当然、苦労はしてもしょうがないし、もてたら負けみたいな、心の童貞を大事にみたいな…

銀杏BOYZはそんなこと言ってないんですけど!そう受け取って生きてきたわけなんです。

全然違う人種の人たちに師事することが多くすごく勉強になりました。

最近はパンクロックに加えてヒップホップも聴きます。

あの人たちはすごい。
でかいネックレスがクソダサいとかバカにしてましたが、若くして成功してモデル抱いて車乗ってみたいな、バブリーな成功を夢見てそれやってのける人たちですから。
そして意外なまでにブルーハーツを尊敬している人たちが多い!ポイントが高い。

恋愛に関しても

私をはじめ周りの友達【(海なし勢)は、かなりスロー。慎重に時間をかけて人を好きになり愛を育み、失恋するとその倍の時間をかけて落ち込んでいる】印象なのですが、

チャラいというかヒップホッパーというかパーリーピーポーというか【(海勢)はかなりスピーディ。すぐ「かわいいね」とか口に出す、すごいアピールする、すぐ付き合ったり別れたりする、別れたことも友達にすぐ言って次に行く】印象。

で、【どっちがモテるかって言ったら海勢】に決まってます。

思いつめたような告白よりも、チャラついてるような軽さが必要なこともあるし、他の人に奪われるより先にアピールすることも大切だし、それには真面目さとか純粋さが邪魔になることもあります。
睡蓮花の人だって、パスタ作ったオマエのことすごく好きなわけですし(?)

わたしももう少し軽く考えていこうと思います。

軽く飲みに行ってきます。